小児の気管支喘息治療管理ガイドラインでも週に1回以上ゼーゼーがある中等症以上では第1選択薬は、吸入ステロイドですが、普及は不十分です。
「ステロイドというと副作用」というイメージがあることが理由だと思われますが、高用量を長期に使用しなければ、問題となるような副作用はありません。
内服薬や注射器とちがい気管支に直接直接届くため全身にいきわたらず経口ステロイド薬の100分の1~1,000分の1の量で効果を得られます。
当院では、吸入ステロイドの使用にあたり時間をかけて説明します。
小児喘息の90%は、アレルギー反応(ダニ、ハウスダスト、ペットの毛、カビなど)の結果生じる、アトピー型なので坑アレルギー剤の内服を併用することで、より高い効果が得られます。