アトピー性皮フ炎は皮膚のバリア機能が低下しているため、乾燥肌になりやすいです。
通常はステロイド外用薬やタクロリムス軟こう(プロトピック)、保温剤で治療しますが、十分な効果が得られない重症のアトピー性皮フ炎に対し、「ネオーラル」という内服薬が平成20年10月より保険適用になりました。
アトピー性皮フ炎は皮膚のバリア機能が低下しているため、乾燥肌になりやすいです。
通常はステロイド外用薬やタクロリムス軟こう(プロトピック)、保温剤で治療しますが、十分な効果が得られない重症のアトピー性皮フ炎に対し、「ネオーラル」という内服薬が平成20年10月より保険適用になりました。
アトピー性皮フ炎は遺伝的要素も含んだ様々な原因が重なり合って起こる皮膚の病気であり根治させる治療法はありません。
目標は良い状態にコントロールすること、健康な人と変わらない日常生活を送れるようにすることです。
1~3の薬剤を使用しても十分な効果が得れない重症アトピー性皮フ炎に「ネオーラル」の内服療法があります。
ネオーラルは免疫にかかわるTリンパ球に作用し、異常な免疫反応を抑える飲み薬です。
16才以上で強い炎症を伴う湿疹が広範囲にある患者さんに適応があります。
湿疹が悪化している時期に一般的に服用します。
改善さえすればネオーラルを中止し、外用薬を中心とした治療を行います。
継続して服用する薬ではありません。(最長でも3ヶ月)
ネオーラルを服用する上での注意点