黄砂とは、中国大陸の砂漠から巻き上げられる黄色っぽい砂の事で、それが偏西風に乗り3月~5月にかけて日本にも飛来します。
この黄砂の中に硫酸塩や硝酸塩という化学物質や様々なアレルギーを引き起こすカビ(アスペルギルス)や細菌などの微生物が含まれています。
スギ花粉の粒子径は30ミクロンなのに比べ、黄砂の粒子径は4~8ミクロンと小さい為、スギ花粉のように鼻で止まらず、黄砂の粒子は肺胞まで到達しやすいです。
そのため花粉症の悪化や気管支喘息の悪化、気管支炎、肺炎を引き起こす可能性があります。
黄砂が多い時には外出を控えることが一番ですが、どうしてもしなければいけない時は、マスクを着用し、帰宅した際にはうがい、手洗いをして下さい。
当院では、黄砂の原因となるアスペルギスルやカンジダといった真菌を含め33種類のアレルゲンを採血でチェックする事ができます。
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